条件にあった照射方法を選べます。


線量率の選択


線源からの距離により線量率を変えることができます。
照射室によっても線量率は異なるため、条件に合った照射室を使用します。
反転の実施


厚みのあるサンプルは反転することをおすすめします。
常温以外の温度で実施


ヒーターによる加熱、ドライアイスによる冷却などを行いながらの照射ができます。
実験利用


各照射室は、照射室内からケーブルや配管などを引き出すことができるため、測定装置などをご用意いただければ、照射時の変化をリアルタイムで測定するような実験も可能です。

照射するにあたって
  1. 照射前の準備
    サンプルの形状、特徴にあった方法を選択できますが、別途ご指示も承ります。
    ステンレス容器、L字型のアルミニウム板、ラボジャッキについては貸し出しできます。
  1. サンプルの設置
    サンプルの中心がご指定の線量率になるようにサンプルを設置いたします。また別途ご指示も承ります。
  1. 線量率
    サンプルのサイズにもよりますが、数Gy/h〜10kGy/h程度となります。
  1. 照射時間
    ご指定の照射時間にて実施いたします。厚みのあるサンプルについては、出来るだけ均一な放射線照射のために、おおよそ半分の時間にて前後反転いたしますので、それを考慮して照射時間をご指定ください。
  1. 線量
    線量は線量率と照射時間の積となります。なお吸収線量の場合は「その場所に水を置いた場合の水の吸収線量として」実施しています。
    照射線量の場合  線量(R)=線量率(R/h)×照射時間(h)
    吸収線量の場合  線量(Gy)=線量率(Gy/h)×照射時間(h)
  1. 線量測定
    必要に応じて線量計を装着することにより、放射線量の測定を行えます。
  1. 取り出し
    ガンマ線照射後は、サンプルの放射化がないため、すぐにサンプルの取出しが出来ます。
  1. 照射計画
    線量率を10kGy/h、照射時間を3hとして30 kGyの照射を実施する場合

    サンプル(容器)の中心を10kGy/hに設置

    1.5hの照射を実施

    サンプルの前後を入れ替える「反転」の実施

    1.5hの照射を実施

    サンプルの取り出し
サンプルサイズについて

  1. 高さ
    照射台から高さ45cmの範囲内においてほぼ均一なガンマ線が放出されているため、サンプルの高さは45cm以内で収めることをお奨めいたします。
    高さ45cmを越えるサンプルにつきましては照射の均一度の低下が予想されますので、予めご了承ください。
  1. 厚さ
    ガンマ線の特徴として線源からの距離が近いほど線量率は高くなり、離れていくにつれて線量率は低くなっていくという性質があります。
    サンプルは出来るだけ薄くする事によって、より均一な照射を実施する事が出来ます。容器等を使用することにより厚くなるサンプルについては、前後反転をお奨めいたします。
    厚いサンプルにつきましては照射の均一度の低下が予想されますので、予めご了承ください。
  1. 横幅
    照射を行う照射室にもよりますが、目安として30cm以上の幅を必要とするサンプルの場合は、照射される放射線の均一度が低下する恐れがありますので、ご相談ください。
  1. 重量
    目安として1個当たり20kg以上のサンプルとなる場合は、ご相談ください。