しかしながら、植物におけるUVB耐性機構は、植物種間で異なり、アラビドプシスで指摘された耐性遺伝子資源全てが必ずしもイネを含む他の植物に応用できない事が指摘されている。従って、種々の植物種におけるUVB耐性・感受性を示す変異体の選抜とその解析が重要である。
植物 変異体名 変異原 特徴 UV感受性変異体
アラビドプシス「Landsberg」
アラビドプシス「Landsberg」
アラビドプシス「Landsberg」
アラビドプシス「Columbia」
アラビドプシス「Columbia」
アラビドプシス「Columbia」
uvr1
uvr2
uvr3
uvs
tt4, tt5
rev3-1
EMS
EMS
EMS
EMS
EMS
イオンビーム(C)
(6-4)光産物暗修復活性欠損
CPD光回復酵素活性欠損
(6-4)光産物光回復酵素活性欠損
UV吸収物質(フラボノイド)欠損
UV吸収物質(フラボノイド)欠損
誤りがちな損傷乗り越え複製関連酵素欠損
UV耐性変異体
アラビドプシス「Columbia」
アラビドプシス「Columbia」
uvt1
uvi1
EMS
イオンビーム(C)
UV吸収物質(フラボノイド)増加
CPD光回復酵素活性、(6-4)光産物暗
修復酵素活性増加