I.他の利用


 
  1. 熱中性子フルエンス標準のトランスファ技術の開発 (JRR-3, PGA)

    即発ガンマ線分析装置における中性子場を熱中性子校正場として実現させる可能性を検討するため、中性子スペクトルの測定、中性子バックグラウンド場の評価、フルエンスの測定を順次実施した。


  2. パナソニックグラファイトの中性子線による評価 (JRR-3, MUSASI)

    市販グラファイトのX線評価と中性子評価を行い比較した。


  3. 中性子による検出器測定評価と測定回路検討 (JRR-3, MUSASI)

    Pu−Be中性子線源でなく直接中性子ヒ゛ームによる中性子検出器の校正を試行し、簡単にできることが判明した。


  4. 中性子非弾性散乱を用いたSOFC用電解質の酸素拡散挙動の観察 (JRR-3, TAS-1)

    リン酸スズをプロトン化しプロトンの拡散挙動を直接観察するため中性子非弾性散乱を測定した。結果はプロトン伝導は単なる連続拡散ではなく跳躍拡散で説明できることを示唆している。


  5. 古文化財の非破壊可視化観察 (JRR-3, TNRF)

    青銅鏡のさび、付着していた布、真珠と思われる部分、アクリル系合成樹脂溶液浸透による繊維などを中性子ラジオグラフィ観察した。X線画像と比較すると見え方が異なり中性子による観察が有効であることがわかった。


  6. 新規フッ化物中性子シンチレーターを用いた中性子検出実験 (JRR-3, MUSASI)

    Eu添加6LiCaAlF6単結晶について、0.5mm厚の結晶を位置敏感型光電子倍増管の受講面に密着させ、結晶の上に直径1-5mmの穴のある1mm厚のカドミウム板をマスクとして固定し熱中性子を照射し透過像を撮影した。サブミリ程度の解像度が得られることを確認した。


  7. 低損失光ファイバー母材の構造解析 (JRR-3, TAS-1)

    直径15mm-長さ300mmに切り出した合成石英ガラスロッド2種類を中性子散乱装置にかけ散乱スペクトルを測定した。数時間の測定時間で十分な強度のスペクトルが得られ、不純物の有る/無しによる差は小さかった。