A. 高分子の結晶構造


生体高分子  
 
  1. 植物の配糖化酵素の精密構造解析 (JRR-3, BIX)

  2. Lysylendopeptidase (LEP)の機能発現機構解明 (JRR-3, BIX)

    作製した結晶が0.15mm^3と小型であったが実験できた。しかし良好なフルデータ取得には一般に要求される約1-2mm角の結晶が望ましい。


  3. ATP結合タンパク質の中性子線構造解析 (JRR-3, BIX)

    2×1×0.4mmの結晶で実験、分解能3Å、完全性70%のデータ収集。目的とする構造解析に必要な分解能2Åを得るために結晶を2倍にする。 2.3×1.1×0.8mmの結晶で実験、分解能2.8Å。必要な分解能を得るためには強力な中性子ヒ゛ームが必要。


  4. 中性子構造解析による高耐性4-N,N-dimethyl amino-4’-N’-methyl stilbazolium tosylate(DAST)結晶の評価 (JRR-3, BIX)

    体積約4.7mm^3のDAST結晶の中性子回折を測定、構造解析をし、DAST結晶構造における水素原子位置を特定した。この水素原子情報がDAST結晶品質評価方法として役立つことが確認できた。


  5. 中性子回折による有機化合物結晶の構造解析 (JRR-3, BIX)

  6. 創薬標的タンパク質の中性子構造解析 (JRR-3, BIX)

    HIVプロテアーゼの結晶を製作し中性子構造解析。1.9×1.9×0.4mm、分解能2.3Å、X線結晶構造解析の併用により構造の詳しい情報を得た。つぎに、完全重水化したHIVプロテアーゼの結晶を測定し中性子構造解析した。分解能が4Å、これは多結晶になっていたのが原因らしい。

 

その他  
 
  1. 有機物内包ゼオライト単結晶の中性子構造解析 (JRR-3, BIX)

    ゼオライト単結晶の細孔内に有機化合物を内包させた重合物の構造解析を目的とした。テトラプロピルアンモニウム水酸化物(TPAOH)が内包されている1.5mm角のゼオライト単結晶の構造解析について実施した。ゼオライト細孔内でのTPAカチオンの詳細な占有状況が得られ、この解析法は有効な測定手段であることが確認された。


  2. タンパク質のダイナミクス(JRR-3, LTAS )